【読書ログ】『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

やりたいことを見つける方法
目次

40歳を目前に、立ちはだかる3つのモヤモヤと対処について

モヤモヤ 悩み 女性

いきなりですが、私はつい先日まで、3つのモヤモヤを抱えていました。

ブログの方向性
産・育休中の自分時間の過ごし方
人生(キャリア)の方向性
※下にいくほど大きなテーマ

1のブログは、まずは始めてみようと立ち上げはや1ヶ月、方向性(収益重視or自分にとっての楽しみ重視)と、テーマ性(雑記or特化or複合版)で揺れていました。

2の産・育休中は、今回は2人目なのでもう少し育児も肩肘はらず、自分にとっても有意義な時間を確保したいと思いつつ、何に時間を費やすべきかで揺れていました。(ブログ・読書・転職検討・資格取得など…)

3の人生(キャリア)の方向性は、長く同じ業種で働き続けた結果、これからもずっと同じ仕事を続けたいと思えず、幅広いアイデアが脳内に浮かんでは消えてをくりかえしていました。(ex内資or外資、大手orベンチャー、会社員orその他など)

何をするにも方向性が定まらずモヤモヤしてしまう自分にうんざり。ですが、ここはあえて「人生の節目が近づいているのかも。そもそもこれからどんな人生を歩みたいか考える段階に来たのかな。」と捉えてもよいのかもと思うことにしました。

ただし考えるというのは本当にむずかしい。自分だけで考えていると思考は同じところをぐるぐる回るばかり。そこでまずは書籍を手当り次第読みあさりながら考えを広める&深めるというのを、産休に入ってすぐに決めました。

産休に入ってから10冊くらい読んだあたりで、一冊、自分のモヤモヤがクリアになったよい本があったので、ご紹介します。

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(八木仁平氏著)』(#せかやり)です。

この本を読んで理屈を学び、書かれていたワークに真剣に取り組むことで、自分への理解が過去最高(最深?)に深まり、自分が今後やりたいことを見つけることができました。

・本書の概要

この本は、多くの人がつまづきやすいポイントを指摘しながら、誰もがある一定のレベルで「本当にやりたいこと」を見つけ出せるように導いてくれるワーク型の書籍です。

就活生の自己分析、転職に向けたキャリアの棚卸しにももちろん使えます。

更に、人生をどう生きたいかを考える際、単なるライフワーク(趣味など利益を求めない活動)でなく、それで食っていけるか(ビジネスになるか)まで想定した上での「やりたいこと」が見つけ出せるように考えられている点もポイントです。

もう迷いだらけの生活には戻らない!自分探しを終わらせる自己理解の教科書

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」

そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。

「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。
やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理的に見つけるもの。
やりたいことの見つけ方が3STEPで体系立てて理解できる、自己理解の教科書です。

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・本書で得た気づき・学び

まず、自己理解不足=過去への向き合いが不十分だと認識

当たり前なのかもしれませんが、「やりたいこと・やってみたいこと」があまり思いつかないのは、自分にあまり向き合っていなかったからだと分かりました。同時に切な方法で向き合わないと、次の糧にするレベルのアウトプットも出せないことに気づきました。自分の過去の成果や失敗に向き合い、次に活かすレベルで整理していくことが人生において非常に重要であることを再認識しました。

モヤモヤから答えを導き出すには、フレームワークやガイダンスが必要と知った

就活での自己分析も転職を検討していたときのキャリア棚卸しも過去に取り組んできましたが、どうも納得いく答えを導き出せずここまで来ました。その理由は、「好きなこと」や「得意なこと」という言葉の定義には大きな落とし穴があって、ちゃんと言葉の意味を定義した上で考えないと、適切解が見いだせないことが多いからです。

自分の強みや好きなことはこれまで何度も考えてきたのに、今回この書籍で初めて納得いく答えが出せたのは、「好きなこと」「得意なこと」の定義をちゃんと明確にした上で考えたからではないかと思います。

仕事と本当にやりたいことは両立が可能という希望を持てた

まだ実際にやりたいことで収益を上げていない私ですが、そんな両立無理、という思い込みはひとまず捨てられました。この本では、ビジネスの本質・原理原則に関する解説もありますが、疑い深い私でも納得できる内容でした。「自分が本当にやりたいことは仕事になるかも」という希望を初めて持てたのは大きな進歩です。

・私の「本当にやりたいこと」とは

この書籍で、自分の価値観・得意なこと・好きなことを整理して、その上で本当にやりたいことを導き出しました。

私のやりたいこと

・人間の内面的な多様性に関する人々の理解を深め、誰もが精神的に充実し満ち足りた生活を送れるように、役立つ情報をまとめて発信する。

・特に、○○な人(特定のデモグラフィックを複数想定)に向け、○○を専門的に学び、普及したい。
 (○○は、追って公開予定です!)

噛み砕いて説明しないとまだまだ分かりにくいので、ゆくゆくこの概念をコンセプト化して、私の発信の指針にしていきたいと思います。

やりたいことを、これからどう進めるか

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』には、やりたいことを実現する手段の見つけ方まで紹介されていました。また、他の書籍で学んだことも踏まえて、私なりにこれからどう進めるかを整理してみました。

進め方

・毎日の作業時間の約6割を、やりたいことに関する情報収集・勉強にあてる

・残りの時間で、このブログでアウトプットする

本当はすぐにでもテーマ特化型のミニサイトを立ち上げようかと考えたのですが、その時間をインプットにあて、まずは自分の専門性を高めることに集中します。記事が公開できる段階になったら、ブログを新規で立ち上げSNSを活用して発信します。(途中段階で学んだことは、このブログで記事にします

今後更に専門性を高めたい領域が見えてきたら大学院に通うなども検討していきたいですが、まずは書籍で学ぶところから始めます。

わたしの場合、第二子の出産・産後の怒涛の育児でおそらく色々中断されてしまうので、当面はコツコツとインプット&アウトプットをこなして亀の歩みで進めていくのが現実的そうです。

このあたりの整理で、冒頭の3つのモヤモヤすべてに一本筋が通って、優先順位がつけられるようになった感覚がありました。

まとめ

本書を読んで3日ほど掛けてワークをし、自分が「本当にやりたいこと」はこれかも!と気づくことが出来たのは大きな進歩です。

就活のときの自己分析でこの書籍を使っていたら、また違う人生を歩んでいたんだろうな、と思いますが、ある程度のキャリアを積んだ今だからこそ、ひとりでここまで導き出せたのかもしれない、とも思います。

大きな方向性が見えたことで、この先自分らしい人生を自分の足で歩んでいけそうだなという、自信のような、地に足がついた感覚が得られたことも大きな成果でした。まだ始まったばかりですが方向性が見えてくるだけでも、日々やりたいことが沸いてきて、かつ行動を起こせているので、日々の充実度が以前とは全然違います

kasumi

やみくもに行動しながらやりたいことを見つけ出すより本書を読む方が効率がよいです!

ただ、私の中では「得意なこと」のうちキャリアの棚卸し部分が、まだまだ不十分という課題も残りました。他の書籍などを活用しながら、引き続き取り組みます。

この本の巻末で参考文献として紹介されていた以下の2冊も、評判がいいのでゆくゆく読んで見ようと思っています。

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やりたいことを見つける方法

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この記事を書いた人

30代後半子育て中のワーママ。現在サバティカルタイム中(第二子産休中)。インプット&アウトプット・日々の試行錯誤を記録するためにブログとTwitterをはじめました。人生の後半戦を自分らしく&家族と楽しく過ごすためにできることを発信していきます。

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