今日は私がアウトプットの重要性を再認識するきっかけとなった本を紹介します。
数年前に話題となったベストセラー本、「学びを結果に変えるアウトプット大全」(樺沢紫苑氏著)です。
この本に書いている通りの構成で初めて本の感想をまとめてみました。
この本に書かれていること
この本は、
✓仕事・家庭生活・人間関係などにモヤモヤを抱えて生きている人
✓人生を変えたい!と思いながら何から手を付けたらいいかわからない人
と思っている方に特におすすめしたい本です。
学生さんも社会人も主婦もおじいちゃんも、老若男女、誰でも何歳から読んでも、参考になると思いました。
この本には、下記のような内容が書かれています。
・「現実世界はアウトプットでしか変わらない」という普遍的な事実を改めて提唱し、
・アウトプットの重要性を心理学的な学術データをもとに解説しながら、
・著書も行っている<具体的なアウトプットのノウハウ>を、惜しみなく紹介する
私が得た気づき・今後の活用について
読む前の自分
小学生の頃から、日記など文章を書くことが大好きだった私。ですが、社会人になるとめっきり文字を書く量が減りました。(特に手書きする機会が激減しています…)
社会人3年目位からは、手帳や日記を買っても、ほとんど空欄で一年が終わるような年月が続きました。予定管理も、若さゆえ、脳内+LINEで完結し、特に困ることもありませんでした。(仕事はoutloook)
気づいたこと
この本を読んで、私が20〜30代前半とずっと感じていたモヤモヤが蘇りました。
・せっかく読んだ本の内容もすぐ忘れ身につく実感がない
・自分に向き合う習慣がなく、自分の人生を積み重ねているという手応えがない
これらの問題の原因は「手書きをしなくなった」からかもしれない…と感じました。
この本で学びましたが、手で書くのとデジタルのタイピングでは、脳への影響が全然違うそうです。
早速手書きを再開してみました。すると、書いている最中も書き終えた時も、最近めっきり感じていなかった「脳内の充足感」のようなものを感じました。
書くことから遠ざかっていた理由を深堀してみると、単に忙しさを理由に後回しになっていただけでなく、書いて自分に向き合うことで今の生活の大きな問題点が浮き彫りになり、今の生活が成り立たなくなってしまうのでは?という恐怖があったことにも改めて気づきました。(特に仕事関係です)
でも、その現実も一度受け止めないと、いつまでたっても何も変わらないな〜ということも書きながら気づきました。この本には、効果的かつ継続的に「書く」ための具体的な手法が書かれているため、読み終わったら、「早速行動を起こしてみよう」という気になれました。
これからどう活かすか
手書き・デジタルのメリット・デメリットを理解した上で、日記・読書記録や、ブログなどのSNSで毎日習慣的にアウトプットしようと思います。
本を読んでもなかなか行動に移すことが出来ずにいた私ですが、この本のおかげでやっと行動を起こすことが出来ました。これを継続することで、自分の人生を今以上に能動的で、心豊かなものにしていけたらと思います。
参考になった言葉のメモ
・毎日のTODOリストの作成の際には、①AM3個、②PM3個、③スキマ時間3個、といった要領で分類して作成する。
→時間軸も設定することで、より取り組むのがスムーズになりそうです。
・個人的に気に入った言葉
「絶えざるインプットによって蓄積され形成された豊かな個性的知的世界こそが、良きアウトプットの土壌である」(立花隆氏)
『アウトプット大全』より引用
「脳を活かす仕事術」の真髄は、喜び野中で「脳の出力と入力のサイクルを回す」ことに他なりません。(茂木健一郎氏)